精神病◇解離性同一性障害と生きる

彼女の詩

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彼女の詩


彼女のかいたを掲載します。
ちなみに彼女は(うた)と呼んでいます。



「音色」


河べりで
ふたり肩をならべてよりそい
河の音色を聞く
それはなんのへんてつもないような姿に他人には見えるかもしれない
ふたりにとっては愛の音色を聞くように
とてもやわらかく あたたかかく やさしきもの

河の流れは やわらかく やさしき音色をたて
ふたりのひとみを通りすぎてゆく
とてもやさしき音色
ふたりにとっては とてもやさしき音色であった
やさしき音色にふたりの心は包み込まれ
河の流れはふたりの心までもを やさしき音色で包み込んでいった
やさしき音色は いつまでも いつまでも
やさしき音色で ふたりのひとみを通り過ぎてゆく
いつまでも そして これからもずっと






「ちりゆく」


ちりゆく花びら
ちりさく花びら
なんのへんてつもないような光景
ふたりにとっては とても切ない想いでいっぱいになる
今 生きているという奇跡

花びらでいっぱいになる道々を
ふたり肩を並べ歩んでゆく
河の音色
ちりゆく音色
さまざまな場所へと花びらはちりゆく
やわらかな風にふかれ
ふたりの歩んでゆく道々へと 花びらはちりゆく
ちりゆく花びらは
とても切ないようでいて とても愛おしい
とても切なく愛しい花びら達よ
心からありがとう
すてきなあなた達よ
ゆらゆらと花びらはちりゆく








「なぜ生まれてきたのか」


なぜ生まれてきたのか
それはきっと
ほんものの愛を手にする為
ほんものの愛を見つける為
ほんものの愛を注ぎ込む為
人は生まれてきたのだろうか

なぜ生まれてきたのか
それはきっとしあわせという意味を知る為
欲をなくし
1厘の花が咲きほころぶように
精一杯生きて生きて
散る花となれるように

そんな花達へ感謝してゆこう

様々な事を教えてくれる事柄に気付かない人にならぬように
小さな事柄に感謝し
ありがとうと言えるように

人は生まれてきたのか










「強がり」


あたしは一人でだいじょうぶよ
あたしはだいじょうぶだから
いつもそう
いつもこれ
いつもこれがあたしの口癖
強がって強がって
本当は全然だいじょうぶなんかじゃない
本当は辛くてどうしようもない
愛されたくてどうしようもない
でもいつもこれがあたしの口癖
強がってばかり
疲れてしまった
強がってばかりの自分に疲れてしまった
本当は抱きしめられたくて
本当は側にいつだっているよと言ってほしくて
どうしようもない
たまらない
いつもなぜこのセリフを口にしなくちゃならないの
いつもなぜこのセリフを口にさせるの
心から愛される事を誰よりものぞんでいるのに
なぜ どうしてなの
どうして みんなあたしの元から去っていってしまうの
どうして みんなあたしの元からはなれていってしまうの
なぜなの どうしてなの







「終わりの日」


あたしの心を
あたしの命を
あなたへとささげるから
どうせ あたしが生きていた事は奇跡だったのよ
愛する人はみな死んでゆくわ
死んでいったわ
タバコ 酒 ドラッグにおぼれたあたしを
誰が愛し受けとめてくれるというの
自虐的なあたしを誰が愛してくれるというの
死にたい 死にたい
こんなセリフを言うべきではない事は分かっている
でももう限界なのよ
もう限界なのよ
誰が助けてくれるというの
こんなろくでなしのあたしなんかを
誰が助けてくれるの
責めてくれていいわ
どうぞ責めて
どんなセリフを言われようと
あたしは一向に構わないわ











































































































































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